アーティスト
Shinko Okuhara
ペインティングと、そこに重ねた、雑誌や写真から切り貼りした人や動物。独自のコラージュ作品やイラストレーションで、雑誌や広告などで活躍しているイラストレーターの奥原しんこさん。「人や場所の空気、音、漠然としたイメージを、色と形に置き換えて」表現しているという奥原さん。2002年からは、スタイリスト飯嶋久美子さんとのコラボレーションブランド「CHEESE monger」もスタートし、さらに活躍の場が広がっています。

 

 

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奥原しんこ 「眠る人」展に行ってきました


 
ペインティングと、そこに重ねた雑誌や写真から切り貼りした人や動物など、独自のコラージュ作品やイラストレーションで、幅広く活躍しているイラストレーター・奥原しんこさんの個展に行ってきました!
今回の会場となった「SCAI THE BATHHOUSE」は写真からもわかるように、もとは銭湯だった建物を平成5年にリニューアルしたギャラリー。

  

 
会場内には今回のテーマである「眠る人」をモチーフとした大小さまざまの作品12点が並び、木漏れ日の広がる空間でとても見ごたえのある個展でした。
「都市空間の中の空虚な場所、公園やハイウェイの高架下など様々な風景の中に横たわる女性が、色々な場所で寝転び、上を眺め、こんな所でこのまま眠ってしまっては恥ずかしいし危ないけれど、気持ちが良いだろうな」という願望を描き続けているそうです。
 
 

 
また、今回の作品の中に出てくる女性は全てコラージュで作られており、それが平面の中で圧倒的な存在感を示し、作品をより立体的に、よりリアルなものにしていました。
そして、全ての作品に共通していることが、眠っている女性すべてからものすごくリラックスをしている雰囲気が伝わってくること。見ている私も絵の中の静寂に溶け込んでしまうような思いがしました。
   

 
今回は絵画のほかに、天井から蚊帳がつられ、奥原さんの作品の昆虫たちが壁一面にはってある展示もありました。その昆虫たちの多さに、会場にいらっしゃった方たちも驚かれている様子。
奥原さんはこの展示について「小さい頃に、お昼に虫取りをして籠に入れて遊んだのですが、夜になると虫かごのような蚊帳の中に入り、逆に虫につかまってしまったような不思議な感じがして、それを作品にしました」と語ってくれました。
  

 
また、最後に奥原さんは「眠るということに私は特別な思いがあり、作品の中の眠る人達に色がついていないのは、眠ることによって体の中のモヤモヤしたもの(色)が抜け出た状態を表現しています」と教えてくれました。
皆さまも「SCAI THE BATHHOUSE」で実際の作品に触れ、そのメッセージを肌で感じとってみてください。
 
これからも、奥原しんこさんのメッセージがこめられた独特の世界観、そして作品たちの応援よろしくお願いいたします。
 
日時 : 4月11日(金)〜5月17日(土)
           open/12:00〜19:00 日・月・祝日は休廊
     入場料:無料
 
場所 : SCAI THE BATHHOUSE
     東京都台東区谷中6-1-23 柏湯跡
     TEL 03-3821-1144
           http://www.scaithebathhouse.com/
 

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