上田 有規子
和歌山県生まれ。
嵯峨美術短期大学(現:京都嵯峨芸術大学)VCDII専攻科卒業。
キャラクター商品企画、大学助手を経て、現在は、流木や、枯れ木、実等、自然素材を使った立体イラストや、2Dのキャラクターイラストを手掛け、イラストレーターとして活動中。
著書に「Drop Forester PostCard Book」( 新風舎)
●オフィシャルホームページ
http://www.ranatura.jp/
にぎやかなおしゃべりや笑い声が聞こえてきそうな、愉快なキャラクターたち。よく見るとその正体は、木の実や流木…。海や山で拾ってきた自然素材を使って、ユニークな立体イラストレーションを制作しているのが上田有規子さんです。たとえば、カエルのようなキャラクターは顔が桐の実で、頭からぐるぐると飛び出ているのはブドウのツル。自然から生まれた素材の豊かな表情を、「生かせるように、邪魔しない程度に、でも手を入れて(ときには入れないで)」、上田さんの作品は作られます。そのきっかけは、学生時代のこと。山登りの途中で人のかたちのような枯れ木を拾い、「これが動きだしたら、どんなことをしたいだろう?」と想像をふくらませたことから、現在の活動がスタートしたそうです。
Mockun&Katharine「秋のデート」
サニーちゃん
アフロシスターズ カードスタンド
Peanuts Family Push Pin
自然素材がズラリと並ぶ、アトリエの一角
Drop Forester「ランチタイム」
その作品づくりに欠かせないのが、素材集め。「山や海に出かけた時には、必ず何か拾ってきてしまいます。もう、クセですね(笑)。海には、そろそろ欲しいな〜と思ったら定期的に拾いに行って。ある季節にしか手に入らないものもあるので、素材の管理にも気を遣ってますね」。素材集めには、上田さんが暮らす和歌山という環境も、大きく貢献しています。「森にしろ海にしろ、和歌山の自然に感謝しないといけないですね。それに和歌山で育った私だから、こういう作品を作っているのかな、とも感じています」。自然素材から生まれたキャラクターたちは、現実の自然の風景にもしっくり溶け込んで、まるで森の住人のよう。「こんなキャラ本当にいそうだなーと思いながら見て、和んでもらえたら、うれしいですね」。