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毎日どこかで目にしているはずなのに、あまりなじみのないモルタルという素材。佐藤さんは、セメントと砂を水で練ったこの素材に着目し、今までにないプロダクトを制作しました。アイディアの源は、建築デザインを学んでいた学生時代。授業の後に捨てられていた建築模型を、「生活の中で機能するハウスウェアにできないか」。そうして生まれたのが、本物と同じモルタルでできたマンションのプランター、建築の基礎部分の灰皿、コテージの香炉といったプロダクトの数々です。無機質で冷たいイメージのモルタルに、やさしい味わいがあるのにも秘密が。「モルタルを木型に流しこむことで、表面に木目を映し出すように製作しました。そのため木のぬくもりが残り、あたたかみを感じる仕上がりになっているんです」 |